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西塘にて

中国江南地域の古鎮(古い村)の一つである。 10数年前に同里と云う近隣の場所に
行った事が有るので2度目なのかも知れないがその印象は大きく異なった。
それはこれらの古鎮が少しばかり変わったのと私自身が中国にかなり慣れたとの側面と思います。
 

西塘は明や清の時代(日本の江戸時代ぐらい)の商人の街で江南特有の豊かな水路を中心に商業の拠点として発達した街です。 500年ぐらいの歴史ですね・・
 

中国の歴史は5000年と云われますが私が良く知る上海は精々200年ぐらいです。そして
この古鎮は500年ぐらいだと思います。 
しかし
上海は中国近代史の宝庫(中国の近代史は上海で概ね分かる)だが、この西塘は500年の時間が止まったように少なくとも外観はそのまま保存されてる・・いや残されていたのかも知れない・・
 

到着後観光用の船に乗りました。 
川から古い街を眺めると500年の時代が止まったような中国の古い民家が見えます。
 

船を降りて川沿いにその周辺を歩くと、その民家はレストラン、喫茶店、バー、売店やホテルになっていました。 
外観はそのままで内観は今の中国が有りました。
 

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とても暑い(36度で快晴)のでバーに立ち寄りスイカの冷えたジュースを飲みました。
暫くするとギターの弾き語りが始まりました。
この周辺は夜はライブを行うバーが多いとの事・・川沿いに歩くと、宿泊案内の看板
は多数あり、道路から部屋の様子が見えます・・その雰囲気は日本のラブホテルのよう
な構造で・・ビックリしました。
中国は歴史の宝庫でもありますが逞しく変化し成長する国だな・・と変なことで感心
しました・・中国はいつも生きていますね・・